「カヌーって、バランス崩すと落ちる…よね…?」
ビーバーブラザーズのカヌー探険は、安全バーもシートベルトもない、本物のカヌーに乗ります。
なので初めて乗る人が、不安になるのは当然のこと。
転覆するのか、濡れるのか、もし落ちたらどうなるのか…?
私も、初めはドキドキでした。
この記事では、このあたりの不安や疑問をまとめて解説。
乗る前に読んでおくと、余計な心配をせずに楽しめますよ。
ランドで唯一の自力型アトラクション
ビーバーブラザーズのカヌー探険は、ディズニーランドのクリッターカントリーにある、体験型アトラクションです。
スプラッシュマウンテンよりも、さらに奥に乗り場があるので、
「こんな場所にあったの?」
と、初めて来た時は、ちょっと驚きましたね。
ゲスト自身の手で漕いで進む、ランドの中では唯一の自力型アトラクションです。
乗っているだけでは終わらない、ってことですね。
モーターもレールもなく、
「乗っている全員で、力を合わせてアメリカ河を一周するぜ!」
というのが、他のアトラクションにはない体験です。
Dオタだけど実は一度も乗ったことないアトラクション
第一位
「ビーバーブラザーズのカヌー探検」 pic.twitter.com/tESW1FxO5N— やまたつ (@yamatatu_supra) May 16, 2024
待ち時間が少ない穴場的な存在
カヌーは1艘16人乗りで、所要時間は約10分です。
カヌーは全部で7艘。
船体には、それぞれ違うデザインが描かれています。
日没になると運営が終了するため、夕方以降は乗れません。
乗るなら午、後の早い時間帯を狙うのがおすすめです。
待ち時間が短いことも多く、ディズニーランドの中では穴場的なアトラクションのひとつです。
混んでいる日でも、30分以内で乗れることが多い印象があります。
やっぱり皆さん、スプラッシュマウンテンに気を取られて、カヌーに気が付かないんですよ。
身長制限や年齢制限はない
「座った状態で床に足の届かない方は、ご利用になれません」
というのが、唯一の条件です。
身長による制限はありませんが、足が床につかないほど小さい子どもは乗れません。
あと、私みたいな胴長短足な人も…。
ベンチのような座席に腰を下ろして乗るので、足がしっかりつく体格であれば問題なく乗れます。
っていうか、足がつかないと踏ん張れないので、漕ぐことも体を支えることも不可能です。
子どもでも参加できる、体験型アトラクションです。
しかーし!
パドルは、それなりに重たいです…。
小さい子どもは、途中で疲れることもあります。
子ども用の小さいパドルも用意されているので、乗り場でキャストに声をかけてみて下さい。
普段、使わない筋肉を使いますので、大人でもまあまあシンドイです。
私は2日後に、筋肉痛になりました(笑)。(中年あるあるですねー)
カヌーからの転落や安全性について
「カヌーって転覆しないの?」というのが、このアトラクションで一番多い疑問だと思います。
ワタシ、泳げないの…。
結論から言うと、普通に乗っていれば転覆しません。
ただ、「絶対にない」と言い切れない部分もあるので、その理由も含めて説明します。
↓公式の動画を置いておきますね↓
転覆しない構造であり水深は浅い
まず、カヌー自体の構造は、安定感を重視した幅広の設計になっています。
16人が乗り込んで重さが均等にかかることで、重心が下がってさらに安定。
全員が同じ方向を向いて座るので、片側に重さが偏ることもほとんどありません。
さらに、カヌーが走るアメリカ河は、ディズニーランドの人工の川です。
大人なら余裕で足がつく、深さしかありません。
万が一落ちたとしても、立ち上がれる深さなんです。
これを知ってから乗ると、「落ちても溺れることはない」という安心感がまったく違います。
って、聞くと安心できそうですが、そもそも落ちたらダメじゃん?
「落ちても安心」ではなく、落ちないようにして欲しいです。
ちなみにパニックになると、15センチの深さでも溺れます。
(うつ伏せで鼻と口が塞がって窒息する)
小さい子は気を付けましょう。
キャストが前後に乗り込んでいる
カヌーには必ずキャストが、船首と船尾に1人ずつ乗り込みます。
前のキャストがパドルの漕ぎ方を教えてくれて、後ろのキャストが舵を取りながら、全体のバランスを見ています。
つまり、ゲストだけで乗り出すわけではなく、常にプロが乗っている状態です。
万が一、誰かがバランスを崩したときも、すぐに対応できる体制が整っています。
個人的にはこのキャストの存在が、一番の安心ポイントだと思っています。
ここは信頼できる世界のディズニーですから、安全体制は万全でしょう。
カヌーの経験がまったくなくても、キャストが丁寧にあなたをレクチャー。
初心者で乗り方がわからなくて、困ることはありません。
過去にわざと落ちた人がいた件
2015年、悪ふざけでカヌーからわざと落ちたゲストが、ネット上で話題になりました。
これについて私の意見は、
「道頓堀川と間違えたのか?しかも阪神は3位だぞ!」
という気持ちしかありません。
当然、アトラクションは止まりますし、一緒に乗っていた他のゲストは急に怖い思いをします。
キャストへの負担も大きく、楽しい体験が台無しに…。
水深が浅いとはいえ、川に飛び込むことで他の人を巻き込む危険は十分あります。
ゆがんだ承認欲求や、仲間内の悪ノリで乗りで落ちるのは、絶対にやめて下さい。
ディズニーのカヌーから落ちたやつ。
ほんとに迷惑。
まぢで、キャストだけでなくそこに一緒に乗ってるゲストにも迷惑だからほんとにやめてほしい。そーゆー人には夢の国に来てほしくない。
— 颯姫.。.:*☆ (@ihcdis) October 25, 2015
落ちたらキャストが助けてくれる
もし、本当に誰かが落ちた場合、まずキャストがすぐに対応します。
アトラクションは一時停止し、落ちた人の安全確認と救助が最優先で行われます。
前述の通り、アメリカ河の水深は大人なら足がつく程度なので、溺れる危険性は低いです。
ただし、川底はぬかるんでいるため、一人でスムーズに立ち上がるのは思った以上に難しいです。
キャストの指示に従って、落ち着いて行動することが大切ですね。
いざ落ちたら、落ち着けないと思いますけど…。
カヌーにはカヌーの濡れ方がある
「カヌーって、どのくらい濡れるの?」
というのも、よくある疑問です。
スプラッシュマウンテンのように、びしょ濡れになるイメージがあるかもしれません。
しかし、カヌー探険の濡れ方は、まったく種類が違います。
カヌーには、カヌーの濡れ方があるのです!
パドルで漕ぐので袖は濡れる
スプラッシュマウンテンのように「ドボン!」と、頭から水をかぶるわけではありません。
カヌー探険での濡れ方は、パドルを漕ぐたびに水しぶきが手元や袖に飛んでくる、じわじわとした濡れ方です。
10分間、ずっとパドルを動かすので、
「気づいたら、袖がかなり濡れていた」
ということになりやすいです。
前が下手だと後ろの人は濡れる
で、濡れるかどうかで一番重要なのは、前に座る人次第になります。
前の人の漕ぎ方が下手だと、後ろに座っている人に、どんどん水しぶきが飛んできます。
特に小さな子どもが前に座っていると、パドルを水に突っ込んだまま引っかいてしまうような漕ぎ方になりやすく、後ろの人がスプラッシュマウンテン以上に濡れることもあります。
(;゚Д゚)!まじかよぉ~
知らない人と乗り合わせる場合は、完全に運次第。
子連れグループや、漕ぎ慣れていない人が前に座った場合は、覚悟しておいた方がいいカモ?
「少し濡れるかも」くらいの覚悟で乗っておくのが、正直なところですね。
まったく濡れずに乗ろうとすると、逆にカヌーを全力で楽しめなくなります。
濡れるのが嫌なら乗らない、というのも選択肢のひとつです。
なんの写真も撮らない女すぎてディズニーが伝わらないので、カヌーでびちゃびちゃに濡れた私の足の写真を載せておきます。
【@04hirunerune01 】 pic.twitter.com/bagTEpRhtJ— マリンルックゆき (@Im__fivechani) September 25, 2023
冬場は水が冷たく手も凍える
雨上がりの日はカヌー自体が濡れていて、乗り込んだだけでズボンが湿ることがあります。
また、力いっぱいパドルを漕ぐと水しぶきが多くなるので、全力で漕ぎたい人ほど濡れやすくなります。
季節によっては水温が低く、飛んでくる水しぶきが冷たく感じますねぇ。
冬に乗った時は、パドルを持つ手が水で冷えて、かなりきつかった記憶があります。
冬場に乗る場合は、防水性のあるアウターや、手袋があると快適に乗れます。
でも、カヌーとはこういうものなので、文句を言うのはお門違い。
イヤなら乗るな。
前列に座りパドルは浅く漕ぐ
完全に濡れないようにするのは、難しいです。
極論「乗るな」になってしまいます。
しかし、水濡れを軽減する方法はあります。
パドルを水に深く入れすぎず、水面をなでるように浅く漕ぐだけで、水しぶきはかなり減ります。
でも、それじゃ面白くないし、手抜きと思われるかもしれません。
濡れたくない人は、できるだけ前の席に座るのが、一番確実な対策です。
「濡れても気にしない服装で乗る」というのが、一番シンプルで確実な対策ですね。
繰り返しますが、カヌーは水に濡れる乗り物です。
カヌーは意外と体力を消耗する
転覆や落下の心配よりも、実際に乗ってみて大変だったと感じるのが、体力の問題です。
「みんなで漕ぐから、自分はちょっとだけでいいかー」
と余裕ブッコいていたら、「10分後に腕が限界になった」という人は思った以上に多いよー。
パドルは重くて地味につらい…
木製のパドルはそれなりに重く、水の抵抗を受けながら漕ぎ続けるのは、思った以上にきついです。
だから、カヌーが前に進むんですけどね。
最初は「楽勝!」と感じても、5分を過ぎたあたりから、二の腕と肩が疲れてきます。
運動不足を実感させられるアトラクションランキングがあったら、かなり上位に来ると思っています。
「夢の国で、まさか筋肉痛になるとは思わなかった。たぶん夢だよね…イテテ…」
という人が続出するのも、このアトラクションの特徴ですね。
でも、これがカヌーの醍醐味であり、自力型アトラクションの楽しみ方です。
イヤなら乗るな。
ビーバーブラザーズのおかげで筋肉痛です
— 桃音のあ🍬空色ソルベ (@NoA_sorbet) February 20, 2025
疲れてバランスを崩さないよう注意
疲れてくると姿勢が崩れてきて、カヌーの縁に体重をかけてしまいがちに…。
これがデンジャラス!
一番バランスを崩しやすい、パターンです。落ちるよ!
疲れたら無理に漕ぎ続けず、パドルを水から出して、一度休憩するのが正解です。
キャストが前後で力強く漕いでいるので、サボっても怒られることはありません。
周りのゲストの「心の声」は知りませんが…、サボるなよ…ボソッ。
全員が全力で漕がなくても、カヌーは進みます。
綱引きは、全員が全力で引かなくても勝てます。
それはあなた以外の「誰か」のおかげです。
体力に不安がある人は最初から無理しないのが、一番(ズル)賢い乗り方ですね。
カヌーは濡れる乗り物であり、力が必要な乗り物です。
イヤならボートへどうぞ。
全員で漕ぎ切ってこそ達成感がある
転覆の心配をして乗るより、
「疲れた!」
「濡れた!」
「前のやつ、サボってた!」
と笑いながら降りて来るのが、このアトラクションの正しい楽しみ方だと思っています。
ディズニーランドの中で、自分たちの力だけで進む乗り物は、ビーバーブラザーズのカヌー探険だけです。
安全バーもシートベルトもないですが、
・足がつく水深
・安定した船体
・前後の心強いキャスト
この3つがしっかり安全を支えています。
「落ちたら怖い」という不安より、全員で漕ぎ切った達成感のほうが、乗り終わったあとに残るものです。
クリッターカントリーの奥まで来たなら、ぜひ乗ってみて下さい。
腕の疲れと濡れた袖も含めて、いい思い出になりますよー。


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